遺産相続のトラブル解決体験談

2016/09/01

2年ほど前の話になりますが、父が病気で他界し、父の遺産を巡って兄弟間、親族間でトラブルとなり、心身ともに大変疲れ果てた経験をしました。

遺産相続を巡る兄弟間、親族間のトラブルというのは、なまじ血がつながっているがゆえに、見ず知らずの他人とは異なった文字通り骨肉の争いとなりかねないので、普段から協議しておくことの大切さを今更ながら勉強させて頂きました。

結局、私たちだけでは解決を図ることができなかったため、第三者として弁護士に間に入ってもらい、もちろん相談料や顧問料の名目でそれなりのお金を払うことにはなったのですが、ひとまず親族間の争いに終止符を打つことはできましたので、相続した財産の金額には多少不満もあるのですが、まず良かったのかなと当時を振り返ることもあります。

遺産相続といっても、おそらく世間の相場から考えれば、大した金額でもなかったと思うのですが、少しでも相続できる可能性があるとなると、昼夜を問わず押しかけてきたり、電話をかけてきたり、挙句の果てには勤め先や勤め先の上司にまで連絡が入る始末で、本当に周りまで巻き込んで迷惑をかけてしまいました。

このように血みどろの争いとなったときは、弁護士や司法書士など法律の専門家に間に入ってもらい、仲裁頂くのが良いと思います。専門家の場合、法律的な見地から適切にアドバイスがもらえるので、客観的に物事を捉えることができるというメリットがあります。