2016/09/25
亡くなった母は、生前父と食堂を経営し、仕事の昼休憩に来る人たちで大変繁盛していました。父が亡くなった後、私と兄夫婦で交代で母の仕事を助けて順調に経営は上手くいっているかのように見えました。
やがて、母が病に倒れ、そのまま帰らぬ人となりましたので、食堂はどうするか?で話し合った結果、食堂の大部分を兄夫婦が作ることが出来ていたので、このまま兄弟3人で続けようとして相続の手続きをしようとしました。
すると、思わなかったことに、母が負債を抱えていたことが判明しました。遺産があってはどのように経営を続けていけばいいのかわからないので、知り合いの方に弁護士を紹介してもらいました。早速弁護士の先生が母の資産状況を調査したところ。土地付きの住居兼用の店舗は母の名義であるため遺産相続の対象に出来ること、負債はこれまでの仕入れ値の高騰や食事の値段をぎりぎりまで上げなかったことによる利益が少ないため、負債が発生していることを知りました。負債額は思ったより金額が少なかったのが幸いでした。
そこでどのように負債を整理していくかを弁護士の先生にアドバイスを頂きながら出した結論は、弁護士の先生が会計事務所などに計算してもらいながら出した金額を毎月無理のない一定額を返済していくことで解決、家は相続税を兄弟たちで支払うことで無事に解決することが出来ました。