2016/10/15
母が亡くなった。母は生前から資産運用に関心があり、定期預金や株の運用などで資産を少しずつ増やしていました。そこで、葬式の後、遺言状や資産目録を家族みんなで目を通した後どう相続するかで喧嘩になりました。
定期預金は分配出来るからいいとしても、株の分配、家や土地の相続をどうするかでもめてしまったんです。株は結局、運用を誰も良くしらないから、ということで売却してこれも分配ということで落ち着きました。
しかし、問題は土地や家の問題です。子の家は家族みんなで過ごした思い出のある家。実はこの機会に不動産鑑定士の方に家や土地の価値判定をお願いしたところ、みんなが思っている以上に価値があることが判明しました。そこで、誰がこの家を相続するのか?で大問題になりました。
弁護士の先生などによく相談した結果、自宅の一部の代わりに『代償分割』という方法を取りました。この場合、一番上の兄が家や土地を相続し、総合計した価値の金額に相当する額の半分を現金で受け取ることにしました。その方法を取るとき、改めて別の不動産鑑定士のかたにしっかりと鑑定していただき、そこで出された金額を元に代償分割を進めて一応の解決としました。
家や土地の憧れは大きいです。ですが、一つしかない物なのでどのように遺産相続で納得出来るように分配するのか?遺産相続には、いろんな問題がつきものだと改めて思いました。