父が残した築50年の古家の遺産相続

2017/08/24

先日、父(87歳)が老衰のため死去しました。

母は10年前にすでに他界しております。 私は娘で一人っ子、60歳です。 独身のため、子供はいません。

困っているのは父が残した実家である築50年の古家です。 もともと簡素な造りの住宅だったこともあって、もう廃墟のようになっています。 水回りもボロボロになっていてとても住めたものではありません。

土地は30坪ほどありますが、土地を売ろうにも古家を解体してからではないと売れないでしょう。 またこの家のそばには騒音が響く自動車部品工場が稼働していて、若い世代の住宅も見かけませんし、なかなか買い手もつかないのでは?と懸念しております。

この父の残した古家ですが、遺産相続を放棄するということはできないものでしょうか? 父は生前、自分が亡くなった後はこの家を私に譲ると常々言っていました。 ですが私自身、ここ5年ほど精神的な病気を患っており、正直に言いますとこの古家の後始末ができそうにないのです。

助けてくれそうな親しい仲の親戚もいません。 私1人で背負うには重いです。 現在、私はマンションを所有しておりますので自身が住む住居には困っておりません。

亡くなった父には申し訳ないと思っています。 遺産相続の放棄ができれば、私も気持ちがラクなのですが...。